畳と襖のちょっと役に立つ話

畳を替えたらカビにご用心! カビの発生する原因は・・温度+湿度+養分 交換したてのい草は養分たっぷり!ご注意!!

部屋中に立ち込める心を癒してくれるい草の香り・・・畳替えして良かったな~と思うのがこの時です。
しかし交換したてのい草は、カビの発生・成長を促す養分がたっぷりなのです!せっかくのリラクゼーション効果もこれでは台無しになってしまいます。

ではカビ対策の極意は・・・
実はカンタンなんです。『新品=養分大』、つまり養分は仕方ないので、温度と湿度に気を配る!たったこれだけ・・・
その方法は、十分なスペースがあるなら・・
日当りのよい広縁やお庭で天日干しをする。この方法が一番確実です!
ただこの方法は都会暮らし、マンション住まいの方にはなかなかできません。

そのような方におすすめなのが、窓を明け畳を持ち上げて空き缶をはさみ風を通していただくことです。 またクーラーの除湿を利用して湿度を下げていただくことも十分な効果があります。

それでもカビが生えてしまった・・

この場合は市販の薬剤を使います。
消毒エタノールを布に染み込ませ、カビを拭き取ります。(注意:こするように拭き取らないでください)
い草畳は生きています。生け花と同じようにお手入れをしていただくことで、い草畳が持つ数々の効果が得られます。

畳はすごい!イ草パワー 古くから日本で使い続けてこられた「畳」それにはイ草が持つ、驚くべきパワーが数々。生活の知恵が「畳」にはあったのです。

イ草にO157抗菌性

北九州市立国際環境工学科、森田洋農学博士率いる研究グループが、イ草に病原性大腸菌O157など食中毒の病原菌に対する抗菌性があることを発見。さらに病原性大腸菌O26、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌などでも同様の結果が得られ、イ草に抗菌性があることが分かりました。

保温、断熱効果があります。

四季のある日本の気候の中で、夏はすずしく、冬は暖かく室温を保ってくれます。

空気の浄化作用があります。

二酸化窒素やシックハウスの原因とされる化学物質を吸着する機能があります。

室内の湿度調節をします。

畳1枚に水分を約500㏄吸収することができ、又室内が乾燥すると放湿してくれます。

香りによる鎮静効果

畳表の香りは、イ草の香りと泥染めによる香りのミックスで、リラクゼーション効果があります。

振動や音を吸収します。

床に柔軟な素材を敷くとより衝撃音が吸収されるので、畳のような素材を敷くことにより、振動と音を吸収してくれます。

優れた弾力性で安心。

畳は弾力性があり、子供のバランス感覚を養うのにも効果的で、転んでも板張りに比べて衝撃が少ないです。

畳の色合いは調和性抜群。

畳は時が経つと琥珀色に変化し、より温かさを感じさせます。又和室だけでなく何処にでも似合います。

畳にほんの少しの思いやり・・・

イ草の畳は生きています。
驚くべき「イ草のパワー」を得るためにも以下の点にご注意ください。

  1. 畳は春、秋の晴れた日に影干しで乾燥させることが湿気をとる最も良い方法です。畳を少し持ち上げ床と畳の間に空き缶などを挟み込んで裏面に風を流し込みましょう。
    コチラを参照ください。
  2. 畳の上にじゅうたんなどを敷かないようにしましょう。カビ・ダニの発生の原因となります。
  3. 濡れ雑巾での掃除は禁物。傷みが早くなります。
  4. 定期的なメンテナンスをしましょう。2~3年で裏返し、4~5年で表替え、畳床の凸凹感や隙間ができるようになってきたら新調のサインです。
    安心・安全という観点から見ると高価な無垢材の家にも匹敵する畳のお部屋。メンテナンスも工期は短く済み、実はとっても経済的です。